1. ジェルネイルをやめた理由
・お金がかかる
ジェルネイルはお金がかかります。
デザインにもよりますが、毎月5,000円〜10,000円程度かかるので、
1年間で計算すると6万〜12万・・・
冷静になって考えた時に、私には毎月ジェルネイルをしている金銭的余裕はないと感じ、ジェルネイルをやめました。
もちろん、ジェルネイルをすることで日々のモチベーションが保てたりするので、
無駄なお金だとは思いませんが、
あまり生活に余裕がないのに年間10万近くネイルに使っているのはどうなのかな?と思いやめてしまいました。
・自爪が強くなったから
元々自爪が薄く弱いので、ジェルをしていないとすぐに爪が折れたり、二枚爪になってしまって、
綺麗に伸ばせなかったので、ずっとジェルをしていました。
でもジェルも進化してきていて、サンディング不要のパラジェルにしてから、1年くらいでかなり自爪が強くなってきたのを実感しました。
パラジェルだったら継続してできると思ったのですが、これだけ爪強くなったらポリッシュでも十分楽しめるのでは?と思って、
思い切ってジェルをやめてみたところ、まったく問題ないので、ポリッシュ生活を続けています。
・新型コロナウイルスの流行
大きなきっかけはこれです。
小規模なネイルサロンなら、1対1で密になることもあまりないですし、
飛沫防止シートやアルコール消毒など、サロン側もじゅうぶんに対策を頑張っておられます。
ただ、私は電車に乗ってネイルサロンに通っていたので、ネイルサロンに行くまでが密になってしまうので、
緊急事態宣言が出てからは自粛していました。
緊急事態宣言の時点で、最後のネイルから1ヶ月近く経っており長さも限界に達していたので、
セルフでジェルオフするキットを購入しオフしました。(めちゃくちゃ時間かかるうえ爪もぼろぼろになるのでおすすめしません)
モデルや著名人にも、コロナをきっかけにセルフネイルに切り替えた!という人は多く、
切り替えるなら今だと思ってポリッシュ派に切り替えました。
2. ポリッシュ(マニキュア)の楽しみ方
ずっとジェルをしている人は、あのぷっくり感や、ジェルにしかできないデザインが魅力で、なかなかポリッシュに手が出ない・・・という人も多いです。
私も長いことジェル派だったので、ジェルの魅力はよくわかるのですが、
ジェル派がポリッシュで「なんか物足りない!」となるかどうかは、工夫次第です。
・ジェルのぷっくり感
まずジェルのぷっくり感ですが、粘度の高いジェル風のトップコートをたっぷり塗ることでわりと再現できます。
デザインがシンプルになりすぎてしまう問題も、100円ショップなどで結構パーツが売られているので、
パーツをうまく使うことで、ワンカラーやグラデーションなどシンプルなデザインでも、凝ったデザインに見えるのでおすすめです。
・もちの良さ・ツヤ
ポリッシュの多くは、ジェルほどのツヤは出ず、もちもジェルほどは良くないです。
ポリッシュは手軽に塗り直しをして楽しむものだと思って、ある程度は諦めるしかない・・・と思っていたのですが、
最近はジェル成分入りのポリッシュというものが出てきています。
コスメ・デ・ボーテさんという所が出している、
genish(ジーニッシュ)というポリッシュです。
私が持っているのは、
No.102 ネイルコンシーラー(下地)
No.34 ミスティ
No.63 オンディーヌ
です。
ジェル成分(光硬化樹脂)を配合しているため、日常生活での光に反応して、徐々に硬化し密着するというマニキュアです。
ジェルほどのぷっくり感はないものの、ネイルグロスまで塗ればジェルにかなり近いツヤ感だと感じました。
しっかりヤスリをかけ滑らかにして、アルコールで油分を除去した爪に塗れば、
1週間経っても剥がれたりすることはなかったです。(生活スタイルや肌質によっても差があると思います)
ネイルコンシーラーとネイルグロスがかなり優秀で、他のポリッシュを使う時にも下地とトップコートだけgenishにすると、色むらなく綺麗に塗れて、もちもかなり変わります。
もちろん速乾性も抜群で、お出かけ前でもさっと塗れます。
何よりオシャレな色が多いので、最近はgenishばかり集めています。
2020年の秋冬コレクションも、テラコッタなどのトレンドカラーばかりで、どれも可愛いです!!
3. ポリッシュのもちを良くするコツ
これはgenish以外のマニキュアでも共通ですが、
ポリッシュのもちを良くし、綺麗に塗るにはコツがあります。
〜下準備〜
①元のマニキュアを綺麗に落とす
ラメやカラーが残っていると色むらの原因になったり、もちの悪さにつながるので、オフはしっかりします。
②ヤスリで綺麗にする(重要!)
前のポリッシュがどうしても綺麗に落としきれない時もあると思います。
また、爪の凹凸があると、次落とす時もカラーが残ってしまって結果もちが悪くなるので、
ヤスリで表面を整える作業は重要です。
オススメはダイソーで売られている「激盛れ爪クラブ」のネイルファイルです。
(使用感のある写真でごめんなさい)
黒いのがヤスリで、ピンクのがツヤ出し用です。
黒い方の両面を使って表面の古いポリッシュや、凹凸、爪の形を整えます。
ここで爪の断面も綺麗に丸くしておくのがポイントです。
(断面がとがっているとそこから剥がれたり欠けたりしやすい)
たくさん粉が出ると思うので、いったん手を洗います。
水分をしっかり拭き取ってから、ピンクの方の両面を使ってピカピカにします。
これをやっておくと、ポリッシュがのりやすく、綺麗にオフしやすい爪になります。
激盛れ爪クラブは、ネイルパーツなども可愛いのが多いのでおすすめです。
③油分を除去する(重要!)
ツヤ出しまで終わったら、アルコールで油分を除去します。
爪に油分が残っているとそこから剥がれたり欠けたりする原因になります。
これも、やるとやらないとではかなり違うので必須です。
油分除去専用のリムーバーも売られていますが、アルコールで十分代用可能です。
ここからは爪を指で触らないようにし、もし触れてしまったら再び油分除去をします。
〜塗る時のコツ〜
①必ずベースコートを塗る
ベースコートを塗ることにより、
・剥がれにくくなる
・色が綺麗に乗りやすくなる
といったメリットがあります。
爪はもともと先の白い部分とピンクの部分で色が違うので、そのままカラーを乗せるとどうしても色の境界が透けてしまうことが多いです。
特に薄めカラーの場合、下地を塗ることで仕上がりが全然違います。
濃いめのカラーを塗る場合は、下地無しだと爪に色が沈着してしまい、綺麗にオフできないことがあるので、どちらにせよ下地は必須です。
ベースコートを塗る時は、アルコールや水分が残っていない、乾いた爪であることを確認してから塗りましょう。
②きちんと乾いてから塗り重ねる
ベースコート同様、ポリッシュは基本的に乾いた爪に塗らないと、乾きが悪いです。
乾いた爪に塗って、きちんと乾かしてから次を重ねることで、仕上がりももちも変わってきます。
厚く塗ってしまうと乾きも遅くなるので、基本的にはハケの片面だけフチでしごいて、残った液くらいが適量です。
そして塗る時はできるだけストロークを少なくすることで表面が綺麗に仕上がります。
③追いトップコートをする
仕上げのトップコートはもちろん必須ですが、ここでは2度塗りではなく1度塗りにして、
私は翌日以降に追いトップコートをしています。
マニキュアは乾いたように見えても性質上、完全に乾くのには24時間以上かかるので、
完全に乾いたであろう頃にもう1度薄くトップコートを塗ることで、かなりもちがよくなります。
トップコートは日々の生活で少しずつ摩耗していくので、
2〜3日置きにやっていると、2週間くらいは綺麗な状態を保てます。
ただあまり重ねすぎるとオフの時に大変なので、ごく薄く重ねるのがポイントです。
セルフネイルに切り替えようと思っている人の参考になれば幸いです。
年間6万〜12万の節約になるうえ、塗り方のコツさえおさえていれば2週間程度は綺麗に保つことができます。